2019年10月期のドラマ『同期のサクラ』で主演をつとめる高畑充希に、『過保護のカホコと何にも変わらない!』と、いかにも同じようなドラマが続いているかのような声が多く聞こえてきます。
『過保護のカホコ』のほうは最高視聴率14パーセントを記録し、放送期間中に1桁台に落ち込んだのは1話のみだったのに、『同期のサクラ』では初回から8.1パーセントとかなり伸び悩んでいました。
脚本家はどちらも遊川和彦で制作チームも同じ。
制作段階で前作と酷似していることに気づかなかったのでしょうか。
また、なぜ高畑充希が同じような、しかも発達障害のような役を続けて演じることになったのかも気になります。
そこで今回この記事では、
- 高畑充希がなぜ同じような発達障害ぽい役をやっているのか?
- 実は発達障害の当事者ではないか?
について探っていきます。
高畑充希に発達障害者(っぽい)役が多い理由
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『過保護のカホコ』で視聴率が取れた説
同じような役を同一人物がつとめた理由として、『視聴率が取れた実績があるから』というのがいちばん分かりやすいでしょう。
初めに説明したように、ほとんど10パーセント以上をキープする高視聴率を記録しました。
『過保護のカホコ』のみならず、高畑充希は高視聴率女優としても知られていて、今回も同じような戦略でうまくいくのではという計算だったのでしょう。
(出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0103621)
脚本家の遊川和彦も、『純と愛』や『家政婦のミタ』など、必ず主役が何かを抱えているような作品が多く、それが遊川流の戦法だとも考えられます。
最近、大人の発達障害が増えてきている説
昨今、アスペルガー症候群やADHDなどの”大人の発達障害”が広く知られるようになりました。
近年求められる職業的にも、ますます自動化が進んで単純作業はロボットに取られ、人間にしかできない高度なコミュニケーションが求められる仕事しか残らず、そういう仕事になかなか慣れられずメンタル不調をきたしたりするケースが増え、そういった大人たちの存在が浮き彫りになった背景があります。
そのため、『自分もそうなのでは?』と疑う人が精神科を受診するケースがかなり増え、発達障害で生きづらい人たちの支援も広がるようになってきました。
そうした背景もあって、発達障害系は需要があると判断し、同じようなドラマが連続するのは分かっていながらも、放送に踏み切ったのかも知れません。
高畑充希本人は当事者なのか?
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さて、『過保護のカホコ』でもそうでしたが、高畑充希は臨場感あふれる演技としっかり役に自分をはめこんでいく演技で高評価を得ています。
本当に彼女本人が役柄の性格と一致しているかのように。
なので、彼女自身が発達障害なのでは?という声も聞こえてきたぐらいでした。
それが疑われたのは3月18日のこと。
『しゃべくり007』で、球技が苦手だと告白した高畑に対してバスケットボールの指導を受けてもらおうとし、まずは現状どのくらいの実力なのかをはかるためにシュートを1本打ったところ、まさかの一発ゴールをかましました。
一気に番組が成り立たなくなってしまったことに、司会の上田晋也は『高畑さん分かるよね? こういうときは入れちゃダメ』と、ガチで注意していました。
(出典:https://tsuiran.jp/word/17870/weekly)
また、『同期のサクラ』新作意気ごみで、彼女は
10代の私は一人が好きで、なるべく人と関わりたくないなあと思っているところがありました。
と話していました。
アスペルガーの人は人間関係を苦痛だと感じている傾向にあるため、一人の時間を好みます。
これだけを見ると、高畑充希本人が発達障害もしくはグレーゾーンの当事者の可能性も考えられないことはないかも知れません。
ただ、最近では人とかかわることが楽しく、10代の頃に比べればかなり社交的になったそうで、今のサクラ役に対しても、自分はノーマルだけど周りに流されないサクラをそばで観ていたら頼もしい、とあこがれのような気持ちがあるとも漏らしていました。
なので、発達障害かどうかは精神科医に診てもらわない限りはわかりません。
しかし、もしかしたらこういう風にたまに空気読めない行動に移るとかが、今回のサクラ役に抜擢された理由ではないか、という考察はあながち嘘ではないかもしれません。
まとめ
以上、高畑充希がなぜドラマ2クール連続で発達障害系の役を演じたのか、その核心に迫ってきました。
『過保護のカホコ』でうまくいったからもう一度、という感もありますが、最近の社会事情からしても発達障害系を採り上げるのも需要があることが分かります。
また、彼女自身が発達障害ではないかという声も聞こえてきていますが、実際のところは精神科医に診てもらわねば分かりません。
ただ、たまにKY的な行動が見られることから、『同期のサクラ』主演に選ばれたというのもあるかもしれません。
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