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岸和田だんじりは怪我が多いしうるさい!嫌いな人が迷惑している現状

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毎年9月下旬、大阪での秋祭りの代表格『岸和田だんじり祭』が開かれます。

 

毎年40万人もの見物客でにぎわい、他府県からもたくさん来られるほどの人気ぶりですが、特に近隣住民を中心に意外にだんじりが嫌いな人も少なくありません

そのリアルな声です。

 

 

だんじり否定派の代表意見を集めましたが、

 

『うるさい』、『迷惑』、『事故が多い』

 

という声が圧倒的に多いです。

また、この祭りではほぼ毎年必ずと言っていいほど怪我人が出ていて、家屋の一部損壊や最悪の場合死者が出ることもあるのも事実です。

 

そこで今回は、だんじりが嫌いな近隣住民のリアルな声を紹介し、いったい何が嫌いな理由になっているのかお伝えし、どうしても受け入れられない人のために最適な避難場所を紹介しようと思います。

 

だんじりの何が嫌いなのか?

青年団のマナー・モラルの問題

はっぴを着てだんじりを曳いたり、上に乗って踊っている人がいますが、あの人たちが”青年団”と呼ばれる人たちで、だんじり祭のメインパフォーマーになっています。

 

しかし、地元ではその青年団に対して決していいイメージを持っていない人も少なくありません。

 

 

だんじり否定派代表して1名の意見ですが、他にも見てみると、

 

ガラが悪い

 

青年団に対してはそういった意見が多く見られました。

 

岸和田は大阪では泉州地域に属しています。

全国的にみても『言葉がきつい』と言われる関西弁の中でも、泉州の言葉はキング・オブ・キング。
同じ関西人ですら、泉州の言葉は特別きついと感じる人もいます。

 

そこに祭りの雰囲気が上乗せされると青年団たちもテンションも上がり放題。

大人数で『わっしょい!わっしょい!』しているうちに団結力が出てきて青年団たちの気も大きくなり、言葉も自然と不良と化してしまうのでしょう。

 

実際、青年団になりたいと手を挙げてくる人たちは、学生時代は間違いなく賑やかなグループに属していて、いわゆるスクールカーストの上位のほうにいた人たちです。

言葉は悪いですが、そういう人たちってオツムが良くない人たちが多い傾向です。

スクールカーストの上位というと、いわゆるイジメっ子、不良が多いですよね。

言葉がキツい地域の不良というと、なおさらガラが悪いと思われても仕方がないかと思います。

 

加えて、そういう人たちは集団で群れて目立つことが大好物です。

岸和田のだんじり祭りのように、公認で激しいパフォーマンスが認められたイベントになると途端にその本能が開花されてしまうわけです。

 

そして、それが高じて時折迷惑行為へとも発展してしまいます。

実際にどんな迷惑行為かあったのか?というと、

青年団による迷惑行為代表例▼
  • 毎晩22時近くまで近所を大声出して走り回る。
  • 笛や太鼓の練習名目で野外で夜中でも鳴らしまくる。
  • だんじり祭り期間中はほぼ毎晩外で宴会。
    駐車場がないところだと路上駐車で邪魔になる。

 

など、少し深刻なようです。

反対の声も強力ですから、否定派の人々は何度も実行委員会に申し入れをした事でしょう。

 

しかし、伝統を守ることが優先されて今もなお状況は変わっていません。

運営者側も、

『文句があるなら地元から出ていけ!』

ぐらいの強気ぶりですから、互いに分かり合うことはないでしょう。

 

祭囃子はもはや騒音

https://twitter.com/aimimu/status/784557964023754753?s=19

岸和田のだんじりはとにかく朝が早いです。

交通規制も朝の5時台からやっているので、巡行前のリハーサルはもっと前から行われていて、近隣住民はその笛・太鼓の音で目か覚めてしまうそうです。

 

これも、『それが伝統なんだから仕方ない』と言われると、受け入れざるを得ないんでしょうかね。。

 

だんじりが嫌いなだけでハブられる

先ほど、スクールカーストの話を出しましたが、その人の賑やかさとスクールカーストの順位はほぼ比例しているといっても良いでしょう。

先ほどとは反対に、スクールカーストの下位にいくほどおとなしい人が多いです。

 

そして、だんじりが嫌いな人にもおとなしい人が多く、その時点でスクールカースト上位と下位とで意見が分かれてしまうわけです。

下位の人間が周りと違う意見を持てば、その瞬間に変わり者扱いされ、学校に行きづらくなります。

 

実際、だんじり嫌いな家庭に育った子供が学校でイジメに遭ったという例もあります。

 

事故が多いことも嫌いな理由に

重さ3トンの巨体だけに…

だんじりの山車の重さは平均で3トンぐらい。

だいたい、乗用車2台分の重さです。

 

それを担いで直角コーナーを猛スピードで駆け抜けるわけですから、当然ハイリスクです。

 

そのため、ひとたび事故が起きれば負傷者が出ることも多く、

  • 倒れてきただんじりの下敷きになった
  • コーナーを曲がるときに建物との間に挟まれた

等で死亡した事例もあります。

 

青年団として参加する人たちもそれを知った上で参加しているわけですし、中には『だんじりで生涯閉じれるなら本望だ』と考えている人もいるでしよう。

 

人命か、伝統か。

岸和田だんじりだけでなく、全国には命がけの祭事が他にもありますが、否定派と肯定派が理解しあうことはないてしよう。

 

物損事故も

また、人身事故だけでなく物損事故も少なくありません。

標識が倒壊したり、家屋が損壊することもあり、地元では”だんじり保険”というものまであるそうです。

 

仮に何も知らない家族が岸和田に引っ越してきてこういうことがあるのを知ると、大半は後悔するでしょう。

 

もともと地元で否定派の人たちは、『いい加減懲りてくれ!』という感じです。

伝統も人命も財産も守るなら、場所を変えて激しさも抑えてってことになりますが、それだと岸和田だんじりではなくなるから、やはり肯定派VS否定派は終わりなき争いになるでしょう。

 

だんじり嫌いな人の避難場所

迷惑を被りながらも、年にたった2~3日のことだからという理由で黙認している家庭も多い中、どうしても受け入れられない家庭もあると思います。

そういう家庭はだんじりの期間中、どこかに避難するしかありません。

かといって、このために多額の費用を使ってガッツリ旅行に行くのももったいない。。

 

というわけで、近距離でなおかつ宿賃もかからない宿泊施設を3つ、紹介しましょう。

 

だんじり嫌いな人のための近隣避難場所3選

かいづか温泉 ほの字の里

管理人はBBQで利用しただけですが、夏でも割と涼しく過ごすことができました。

他にも体育館や木工室もあり、大人も子供も過ごせるようになっています。

 

基本情報
  • 宿泊料金
    (参考)「ほの字会席」宿泊プラン(和室)【2食付】
    9,950円~14,880円
  • アクセス
    ・無料駐車場あり(80台)
    ・水間観音駅より、水鉄バス(『蕎原口』停留所下車、徒歩3分)

  • 公式サイト:http://www.honojinosato.com/

 

 

奥水間温泉

水間観音の山奥にある温泉施設です。

卓球場やカラオケ、ドッグランなどがあり、だんじりの時期ならば天然水プールもオススメです。

 

基本情報
  • 宿泊料金
    (参考)2019夏休み◆お子様の肌にも優しい☆天然水の屋外プールで☆家族みんなでEnjoy♪【盛夏会席】
    ¥15,120~
  • アクセス
    ・無料駐車場あり(80台)
    ・水間観音駅よりタクシーで5km
    ・水間観音駅より、はーもにーバスで10分(『奥水間』停留所下車)
  • 公式サイト:https://www.okumizuma.jp/

 

大阪府立青少年自然の家

管理人が中学校の泊行事で利用したことのある施設です。

特徴は何といっても宿泊料の安さ!
冷房料やシーツ代などの諸経費を合わせても¥2,000で1泊できるところは魅力的です。

園内施設も体育館があり、バレーボール、バスケットボール、卓球、バドミントン、剣道、ミニサッカー、ランニング、レクリエーションゲームなどができ、野外でも野外炊飯(雨天でも実施可)、キャンプファイヤー、ハイキング、ウォークラリーなど楽しめます。

さらに、天体望遠鏡、双眼鏡、液晶ビデオプロジェクター(RGB・HDMIケーブル対応)、大型液晶モニター、OHP、アップライトピアノ、エレクトーン、キーボード、野外炊飯用具一式、トランシーバー フライングディスク、バレーボール、などのスポーツ用具の貸し出しも対応しているので、ここだけで1日中過ごせそうです。

 

基本情報
  • 宿泊料金
    ・宿泊棟:大人(高校生以上)1,360円、小人(4歳~中学生)680円
    ・テント利用:大人(高校生以上)1,040円、小人(4歳~中学生)520円
    ※別途シーツ代(180円)、冷房料(160円)が必要
    ※テントは持ち込みが基本、レンタルの場合は1,000円
  • アクセス
    ・園内には駐車場あり
    ・最寄駅は水間鉄道『水間観音』駅からはーもにーバスで『大阪府立青少年自然の家』停留所下車

    (出典:http://shizen.osaka-yha.or.jp/access/index.html)
  • 公式サイト:http://shizen.osaka-yha.or.jp/

 

まとめ

だんじり嫌いな人の共通の理由、

 

『うるさい』、『迷惑』、『事故が多い』

 

代表的なのはこんなところですが、その中身は、

  • 青年団の迷惑行為
  • 早朝からの鳴り物の音
  • だんんじり嫌いがバレると学校でイジメに遭う
  • ほぼ毎年起きる事故

これまで伝統を守ることのほうを尊重してきましたが、だんじり嫌いな近隣住民の悩みはたえません。

 

だんじりの開催期間は限られていますから、どうしても遭遇したくない住民はその間別の場所に避難しておけば平和に過ごすことができます。

かつ、費用もかけたくないので近所でお泊りできる場所を3つ紹介しました。

  • かいづか温泉ほの字の里
  • 奥水間温泉
  • 大阪府立少年自然の家

いずれも旅行というよりは野外キャンプに近いような感覚ですが、だんじり祭から避難するには最適な場所です。

旅行目的で使う人もそんなに多くないので、穴場でもあると思います。

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