広島県で痛々しい事故があり、20代の若い男性が川に流されてしまった事案がありました。
その男性を含めて男女6人で『修行サークルの集まりで、修行のために入水した』と言っており、事故が起こったのは早朝午前7時ごろだったため、川の水温がかなり低かったのは簡単に想像できるでしょう。
彼らがやっていたのは、川の中に入水して立ったり座ったりを繰り返していて、当時は辺りも暗かったと言われています。
しかし、ここで見慣れない単語が出てきましたね。
”修行サークル”
なんだか宗教チックな感じもしなくもないですが、同年代同士なので友達同士とつるんで軽いノリだったんでしょう。
そこで今回この記事では、修業サークルっていったい何なのか?その実態や活動内容など実例を紹介しようと思います。
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修業サークルって何?その活動内容に迫る!
学生同士のサークルは”真面目”なもの
管理人、このニュースを見て純粋に”修行サークル”ってなんぞや?と思い、調べてみました。
そうすると、サークルでホームページを作って運営しているところもちらほらあって、大半が10代後半~20代の学生さんの集まりでした。
そして、そのほとんどが滝行をやるものでした。
寒くなる秋や冬に冷たい滝に打たれ、初めは簡単に思っていたけど想像以上の厳しさを感じ、滝行を終えた後は晴れやかな気持ちになるというものです。
ただ、修行とはいっても無理は禁物なので、初めは冷水でも平気な夏の季節で慣れておいて、徐々に寒い時期に本格的に移行するというやり方をされているところが大半なので、あくまで体調優先で修行活動をしています。
”真面目”でないモノとは?
ネットで軽く検索するだけでも、そういう活動をして人が重傷を負ったり命を落としたりして事件になった団体が少なからずあります。
平成の時代には、そういった怪しい宗教団体がはびこっていましたが、その活動の一環として修行が行われていました。
しかし、その実態は修行というよりは拷問のようなもので、文面を読んだだけでも痛々しさが伝わってきます。
本気で修行したいなら、お寺へどうぞ!
管理人も、自分の性格に悩んでいた時期があり、修行して立て直してもらおうと思い実行に移したことがあります。
もともと、『修行といえばお寺だ』という図式があったので、近くで一日修行体験をやっているお寺を見つけてそこでお世話になっていました。
ちなみに、管理人は関西在住ですから、犬鳴山不動尊というところで体験をしました。
当時は11月で秋に入ったばかりの季節でしたが、滝行は本当に辛いという枠組みを超えていました。
11月ですらそんな所感を持ったので、今の季節(3月)のしかも早朝だと、想像に耐えません。
また、管理人がお世話になった犬鳴山不動尊では、12月~翌3月までは体験修行を受け入れていません。
僧侶を目指すなら別ですが、ごく一般人が厳しい冬の季節に滝行をすると事故になりやすいことが分かっているからゆえの対応なのかも知れません。
まとめ
広島での事故のニュースを受けて、『修行サークル』とは何ぞやについて、その実態・活動内容を見てきました。
管理人も一日体験修業の経験がありますが、やはり修行というと滝に打たれる滝行をするところが多いようですね。
しかし、決して無理が禁物なのは大前提なので、厳冬の季節はお寺でも修行体験を受け入れていなかったりなど、配慮されるものです。
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