大阪樟蔭女子大学学内に、2020年4月ごろに新たに子ども向けの絵本館が開館します。
名前は『しょういん子育て絵本館』。
授乳室も完備される予定で、乳児をお連れの方も安心して過ごせる施設になるそうです。
特に未就園児の親御さんにとっては朗報ですね。
そして、親御さんだけでなく、『認定絵本士』を目指す大人にとっても絶好の学習の場になりえる場所です。
そこで今回この記事では、『しょういん子育て絵本館』の開館予定や休館日、アクセスなどの基本情報をお伝えしていこうと思います。
しょういん子育て絵本館の基本情報
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開館予定日、休館日
開館予定日については当初、2019年秋ごろとお伝えされていましたが、設備等の最終チェックの関係上、2020年4月ごろを予定しているそうです。
また、休館日については正式な発表はありません。
しかし、同じく樟蔭女子大学が運営している子ども向け絵本館で、すでに奈良県香芝市に『グリム絵本館』という施設があります。
そこでは、6月・10月・12月・2月の第3土曜日に開催していて、年4回になります。
したがって、新しくできる『しょういん子育て絵本館』も、年4回ぐらいの開催になるかと思われます。
所在地、アクセス
『しょういん子育て絵本館』は、大阪樟蔭女子大学キャンパス内になりますが、学内のどこかまでは公開されていません。
大学へはアクセスが便利で、
- 近鉄奈良線・河内小阪駅 徒歩4分
- JRおおさか東線・JR河内永和駅 徒歩5分
となります。
樟蔭女子大学は『樟蔭学園』の中にあり、中高大が同じ土地にあります。
大学の正門は近鉄奈良線の高架沿いにあります。
紹介動画、館内設備
『しょういん子育て絵本館』設立に際して、大学側が紹介動画を公開しています。
何といってもとにかく、あらゆる年齢・月齢のこどもも幅広く受け入れるための館内設備でしょう。
赤ちゃん絵本スペース
読み聞かせスペース
親子トイレ
ベビーベッド、授乳室
0~1歳の赤ちゃんとそれ以上の少し大きい子供を分けているのもありがたいですね。
こども絵本館とは?図書館との違い
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保護者同士の交流の場
図書館では私語を慎んで静かに読書することが鉄則ですが、子育て絵本館では子どもに朗読して絵本を読み聞かせることを積極的に推奨しています。
そして、親子の関係だけでなく、親同士の交流の場としても活用できます。
絵本に特化し、絵本の冊数が充実
図書館のように広く浅く文献を取り扱うのとは異なり、とにかく子ども目線という意味で約6,000冊もの絵本で充実しています。
取扱いも日本語だけでなく、英語の本も取り入れていて、認定絵本士を目指す学生が読み聞かせをして、子どもの英語力養成にも役立ちます。
絵本作家の講演も聴ける
貴重な絵本の展示とともに、絵本作家による講演会も開催しており、絵本を作る側の想いや信念を聴くことができます。
認定絵本士・絵本専門士の育成
樟蔭学園は西日本で唯一の認定絵本士育成校でもあり、子育て絵本館は絵本のプロを目指す学生たちの活躍の場でもあります。
まとめ
大阪樟蔭女子大学キャンパス内に2020年4月に開館する『しょういん子育て絵本館』について、現時点の情報を提供してきました。
開館・休館日は公式に発表はありませんが、同大学が管理している奈良県の絵本館が年4回の開催であることから、この絵本館も同じペースでの開催になるかと思います。
特徴は、まるで子育て支援センターのような、子どもを中心とした施設であること。
一人で絵本が読める年齢の子どもだけでなく、まだ乳離れしていない乳児も気軽に来られるのもありがたいポイントです。
また、子どもだけでなく、樟蔭学園で認定絵本士を目指す学生が活躍する場でもあります。
絵本作家の講演も聴けて、保護者たちも絵本の奥深さに触れることもできます。
開催期間が少なそうなところが難点ですが、子どもも大人も喜べる場所であることは間違いないでしょう。
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