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雨量1000ミリってどのくらい?台風19号の影響が分かる動画

初回投稿日: 更新日:

台風19号が近づいてきていて、それに伴う大雨の警戒も強めるよう呼びかけられています。

 

台風に必ずついてくるのが大雨。

最も雨量が多くなると予報されている東海地方では、800~1,000ミリというとんでもない雨量。

台風が近づいてくる前の今でも、すでに道路が川のようになっていて、次第にその影響が増してきていますし、今でさえそんな状況ですから、台風が再接近・上陸なんかしてきたらどうなるんだ?という心配の声も聞こえてきます。

 

そこで今回この記事では、雨量1,000ミリっていったいどんな雨なんだ?何が起こるのか?や、そもそも雨の量を長さの単位で表しているのがなぜなんだという疑問にお答えしていこうと思います。

 

雨量のミリとは?

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雨量の単位はなぜ長さと同じ?

雨量(または降水量)はあくまで水の量ですから、単位は『リットル』が使われるのではと思いがちですが、なぜか天気予報なんかを聞いていると、『今日の●地方の降水量は△ミリです』というふうに、長さの単位で表されています。

 

実は、雨が降った量はリットルではなく、雨水が溜まった深さで表すのが一般的なのです。

深さとはいっても、コップに水をためた時と、お風呂にためるのとでは水の量が全然違うことは分かりますよね。

 

そこで、気象台では降水量をミリ(深さ)で測るときは、次のように決めているのです。

 

【1メートル四方の容器を決められた場所(気象観測点)に1時間置いたときにたまった水の深さ】

 

としています。

 

話は少しそれますが、『降水確率10%』というと、1ミリ以上の雨が降る確率のことなので、1ミリってどれくらいの量なのか?計算してみましょう。

 

1m×1m×1mm=1,000cm3=1リットル

1時間に1リットルの雨が降るということで、そんなに大したことはないと思うかもしれませんが、もちろん、1メートル四方の容器に命中した雨だけを見ているので、実際には『傘がなくても平気な人はいるが、持っていたら差したくなる程度』の雨です。

 

雨量のだいたいの目安は、

 

 

雨量(降水量)の目安▼
  • 2ミリ:たったの2ミリですが、誰が見ても『傘がいる』というレベル。
  • 5ミリ:そうとうイヤになるぐらいの降り方で、レインコートや長靴がなければずぶ濡れになってしまうレベル。
  • 10ミリ:いわゆる『バケツをひっくり返したような雨』で、それこそ台風などの異常気象のときに起こるような降り方。
  • 20ミリ:大雨・洪水警報が出されるレベル。

 

 

人間の感覚的には、おおよそそんなところです。

 

 

過去最大の記録的雨量

過去最大の記録的雨量というと、2018年に発生した西日本豪雨のときに高知県馬路村で観測された1319.5ミリでした。

 

先ほどの雨量の目安に照らし合わせてみると、ものすご~くどんでもない量で、もはや人間生きていけないんじゃないか?というほどの雨です。

 

とはいっても、20ミリで警報レベルなんだし、その60倍以上の雨が降るなんてあり得るのか??

 

ハイ!

実は、雨量を測っている時間が違うのです。

 

先ほど示した雨量の目安はあくまで1時間に降った雨の量で、高知県馬路村の1319.5ミリという数字は、72時間(まるまる3日間)に降った雨の総量です。

 

なぁ~んだ・・・

 

落胆(安心?)するのはまだ早いです!

ここで、簡単な計算をしてみましょう。

72時間に降った雨の量が1319.5ミリということは、単純に72で割ると、1時間に18.3ミリの雨が降ったことになります。

 

これを先ほどの目安に当てはめてみると・・・

警報レベル寸前ということになりますね。

しかも、それが特定の1時間だけでなく3日間ず~っとです!

もっと言うと、雨量は一定ではなく強い・弱いを繰り返しますから、強い時なんかは30ミリを超えていたんじゃないかということも考えられるわけです。

 

 

雨量1,000ミリってとは?動画解説

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今回の台風19号で、東海地方では800~1,000ミリの予報になっていることから、まさに西日本豪雨に匹敵するような雨が予想されています。

 

そんなのが降ったらどうなるのか?

当時の動画を見てみることにしましょう。


動画は、西日本豪雨当時のニュース映像で、高知県馬路村の様子は映し出されていませんが、広島県で記録的な被害になったことはご存知かと思います。

 

動画の最初のほうで広島県呉市の当時の様子が見られますが、その場所の72時間総雨量は約800ミリでした。

 

800ミリでも

  • 自家用車が全て水に浸かる
  • 通信障害が出てしまう
  • 橋が決壊する
  • 鉄道の長期間運休

など、生活にモロに影響する被害が出ます。

 

そして、西日本豪雨から1年以上たった現在でも、完全に復旧できていない状況ですから、雨量1,000ミリがどれだけの災いになるかお分かりいただけたかと思います。

 

まとめ

台風19号の影響で、東海地方に800~1,000ミリの雨量が予想されていますが、いったい1,000ミリってどんな雨なんだ?という疑問にお答えしてきました。

 

降水量は決められた容器に雨水がたまった深さで表されますが、それが1時間に10~20ミリでも警報レベルになるような強い雨になります。

雨量1,000ミリとは72時間の総雨量のことですが、その警報レベルの雨が丸3日降り続けますから、相当な水害になることは想像に難くないでしょう。

 

西日本豪雨の例を教訓に、避難指示が発令されればいち早く避難するようにしましょう。

 

 

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