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御堂筋イルミネーション~費用対効果は?イチョウは電飾のための木?

初回投稿日:

大阪光の饗宴プログラムのひとつである『御堂筋イルミネーション(大阪光の饗宴)』

2019年も梅田からなんばまでの約4キロのエリアを華やかなライトアップが包みます。

 

(出典:https://www.kepco.co.jp/brand/citylights/midosuji/detail.html)

 

クリスマスへ向けてムードが高まった恋人同士など多くの見物客が楽しみにしているなか、

 

  • 税金の無駄遣いじゃないか?
  • 黒字出てるの?
  • イチョウ並木は電飾のためにあるのか?

 

など、イルミネーションを歓迎しない声も少なくありません。

 

そこで今回この記事では、そういった反対派の人たちの意見に焦点を当てて解説していこうと思います。

歓迎派の人にとっては不愉快な内容なので、予めご了承ください。

 

大阪光の饗宴御堂筋イルミネーションについて

 

開催の経緯

御堂筋イルミネーションは約10年前の2008年に初回が開催され、2019年で11回目を迎えます。

 

梅田~なんばの4キロの区間をエリアごとに区切って、色の違う電飾で照らしているのが特徴です。

 

当初は、橋下徹知事が予算8億円をかけて始めた事業で、庁内でも反対の声が多かったと、橋下徹自身もつぶやいています。

 

(出典:https://dot.asahi.com/wa/2019013000031.html)

 

費用対効果

気になる費用対効果はどうなのでしょうか?

 

イルミネーションはただ見て楽しむためのイベントですから、お客から収益を得る類いのものではありません

公園みたいなもんですね。

利用したい人は利用するけど料金は取らない。

 

ただ、間接的にはこんな効果があります。

 

 

イルミネーション収入
  • イルミネーションを見に鉄道を利用する(運賃収入)
  • そばのレストランが満席になる(外食費収入)
  • 近隣ホテルに泊まる客もあり(宿泊費収入)
  • 大阪のアピールになる(将来の集客)

 

そして、恩恵を受けた店などは翌年のイルミネーション開催のために寄付をするので成り立っているというわけです。

 

しかし、寄附はあくまで任意ですから、恩恵を受けたら受けっぱなしということも往々にしてあります。

 

 

2017年、景気がだんだん右肩下がりになってきたこともあって寄付が減り、大阪府の蓄えからたくさん出す必要が出てきて、財政難に陥ったと報道されました。

当時の記事を要約すると、

 

記事要約

イルミネーションは当初淀屋橋~中央大通までだったが、今の4キロ区間に広げて予算も倍増。

しかし、寄付のほうは減る一方ですが、言い出した橋下元知事としてはやめたくない。

自らも表に立って募金活動をして基金の足しにするがそれでもオカネの面で厳しいことには変わらず、そこで、大阪独自の”宿泊税”を導入してそこから資金を得てやりくりしてきた。

 

といったところです。

 

また、2019年になって大阪市営地下鉄が民営化されて『大阪メトロ』になりました。

公営だった頃は地下鉄で来場してくる人の運賃収入がそのまま市の財政になりましたが、今年からは市の収入ではなくなったためさらに財政難になることが予想されます。

 

イルミネーションのために犠牲になった人も…

こういったことを調べていくと次第にこのイルミネーション事業がブラックであることが分かり、それが、公立高の教務補助員350人のクビを切ってこの足しにしていたことも分かりました。

 

 

このことを知って以来、見る目が変わってしまったとの声も聞こえてきます。

 

 

 

イチョウの木がかわいそう?

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財政うんぬんの話だけでなく、御堂筋の両端にあるイチョウ並木が『電飾のために利用されているとしか思えない』という声も聞こえてきます。

 

それもそのはず。

電飾にはLEDが使われていて、LEDといえば省エネを思い浮かべる人が多いかと思います。

 

しかし、良い点ばかりではなく、実は、LEDの光はヒトや動植物にとって有害なものだという報告もあります。

われわれ人間には”体内時計”というものがあり、それが狂うと不調をきたします。

それの最たるが”時差ぼけ”というヤツですね。

 

実は、この体内時計は植物にも備わっていて、光の影響で生育に影響すると言われています。

植物にも朝⇒昼⇒夜の活動リズムがありますが、枝葉にまで巻かれた電飾によって夜間でも煌々と間近で照らされると植物の体内時計は狂い、弱ってしまうと言われています。

それが2カ月弱続くわけですから、植物にとったらたまったものではありません。

 

 

まとめ

御堂筋イルミネーション反対派が主張する経済事情や植物への影響について、解説してきました。

 

まずは費用対効果の面。

当初8億円もかけて始めた事業ですが、実は公立高の教務助手350人のクビを切って始められた事業であったことが分かりました。

ここで既にデメリットが出てしまったわけです。

当初は今の半分以下の距離でやっていましたが、梅田~なんば間に拡大されて事業費も倍増。

2017年度にはついに『財政難』という新聞記事が出てしまったぐらいでした。

つまり、赤字を出している訳ですね。

 

植物(イチョウ並木)への影響についても大きいものでした。

省エネ・節電で重宝されているLEDですが、これももろ刃の剣。

植物にも体内時計はあり、夜中に間近で光られている植物にとってはこの時期になると体内時計が狂わされるため、いくぶんか寿命が縮まっていることも確かです。

 

我々が楽しんでいる分、必ずどこかにシワ寄せが来ているというわけなんですね。

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