NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で、ヒロイン・奥原なつ(広瀬すず)の妹・千遥を演じている清原果耶が、おしとやかそうで清楚と評判です。
清原果耶というと、2015年の朝ドラ『あさが来た』で女優デビューしたことで知られています。
(出典:https://www.cinemacafe.net/article/2015/06/24/32155.html)
そして、2018年の『透明なゆりかご』では、産婦人科アルバイト助手のヒロインとして抜擢され、自らもADHD(注意欠如・多動性障害)である設定での難しい役柄にもチャレンジしています。
そして、今回の『なつぞら』。
あの大女優・広瀬すずと肩を並べるまでに躍進し、徐々にその名が知られてきましたが、そうなると彼女の出身地や育ってきた環境がどんな所だったのかが気になるところです。
特に、小学校や中学校はその校区がわかれば実家の所在地がおおよそ分かります。
そこで今回のこの記事では、これからどんどん躍進しつつある女優・清原果耶の出身地や天才と呼ばれるゆえんのエピソードについて調べてみました。
どこの文献よりも詳しい自信があります!
清原伽耶の出身幼稚園
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まず、どこの幼稚園に通っていたかですが、
大阪市淀川区のみつやめぐみ幼稚園
です。
(出典:https://matome.naver.jp/odai/2146286544982488601/2146614636382309303)
ここの町内では唯一の幼稚園で、保育園なら町内に2箇所あります。
どんなところ?
この幼稚園ですが、大阪市外からも入園応募が殺到し、願書受付のために2日前から門の前に並ぶほどの人気園だそう。
行事も豊富で、特に運動会なんかは京セラドーム大阪を貸し切って行っているほとです。
もちろん、園児教育にも力を入れていて、様々なレクリエーションで五感を鍛えています。
ママさんたちの間では、幼稚園の他に習い事に通わせる必要がないほどだとのこと。
清原果耶は歌も得意とのことですから、自分の身体を使って何かを表現することに目覚めたキッカケが与えられた場所かも知れません。
(出典:https://resumedia.jp/6104.html)
こちらは、体操着です。
女の子は小豆色、男の子は青色に分かれています。
清原果耶が実際に園行事のイモ掘り(?)に行った時の姿です。
(出典:https://job-medley.com/kt/355246/)
冬の登園着は男女とも鮮やかなブルーです。
この幼稚園の特色としては、最新の幼児教育に基づいた教育プログラムを積極的に取り入れていて、『めざましあそび』という教材を採用しています。
園児たちに自分で考えさせる自立心を育てるもので、親御さんたちに大変評判だそうです。
- 所在地:大阪市淀川区三津屋南1丁目16-33
- アクセス:阪急神戸線・神崎川駅 徒歩7分
清原伽耶の出身小学校
続いて、出身小学校ですが、
”大阪市立三津屋小学校”
です。
小学校時代は、1年生の頃からクラシックバレエ、5年生の頃には劇団に通い出してミュージカルやダンスなどを習っていたというエリートコースなわりに、地元の質素な(失礼!)公立小学校に通っていました。
どんなところ?
何の変哲もない普通の小学校ですが、全員、登校するには指定の制服を着ていて、小学校ではなかなか珍しいところです。
(出典:https://www.ponparemall.com/word/%E4%B8%89%E6%B4%A5%E5%B1%8B%E3%80%80%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%80%80%E5%88%B6%E6%9C%8D/)
女子児童の制服ですが、丸襟ブラウスにサスペンダー付のスカートです。
また、大阪市内の小学校ではわりと珍しい給食を採用しています。
毎朝早く調理員さんたちが仕込みをしていることもあって、児童達には好き嫌いせず残さず食べることを指導していて、昼休みになってもまだダラダラ食べている子たちもいるそうです。
清原果耶が5年生の頃、『所属していた三津屋連合子ども会音楽クラブ』で、NHKコンクールで大阪府大会優勝、近畿大会準優勝という驚くべき功績を残しました。
そして、彼女が6年生の頃のさよならコンサートの様子が地元情報誌「ザ・淀川」に掲載され、清原果耶の名前も載せられていました。
(出典:地元情報誌「ザ・淀川」2014年5月号)
この頃から、芸術的な才能を存分に発揮していたのですね。
- 所在地:大阪府大阪市淀川区三津屋中1丁目4-14
- アクセス:阪急神戸線・神崎川駅 徒歩5分
清原伽耶の出身中学校
次に、出身中学校は、
”大阪市立美津島中学校”
ここに在学中に『あさが来た』に出演しました。
(出典:https://resumedia.jp/6104.html)
どんなところ?
大阪市内の中学校では珍しい給食を採用しているところで、校内南側には全校生徒を収容できる食堂があります。
そして、プロバスケットボール選手の中村友也も1997年に卒業した学校でも知られています。
ただ、数年前まではかなりガラが悪かったことでも知られていて、中村友也が在籍中に新しくできた身体障害者用のエレベーターが何度かイタズラされることもあったそうです。
そういう負の評判を払拭したかったのか、2000年代後半ごろには制服が一新されて、男子生徒も学ランからブレザーに変わり、清原果耶が入学した2014年にはすっかりリフレッシュされていました。
(出典:https://fashion.aucfan.com/yahoo/n147045653/)
清原果耶がいた頃には、ガラの悪さは微塵もなかったことでしょう(と、願いたい…)。
- 所在地:大阪府大阪市淀川区加島1丁目54-41
- アクセス:大阪シティバス・加島中停留所 徒歩すぐ
そして、実家の場所は?
幼稚園~中学校までみてきましたが、それぞれ、
- 幼稚園:大阪市淀川区三津屋
- 小学校:大阪市淀川区三津屋
- 中学校:大阪市淀川区加島
と、半径1キロ圏内です。
特に、小学校は住んでいる町内で就学通知を受けるので、清原家の所在地は、
- 大阪市淀川区三津屋北1~3丁目
- 大阪市淀川区三津屋中1~3丁目
- 大阪市淀川区三津屋南1~3丁目
が非常に濃厚です。
どんなところ?
町内の最寄り駅は、阪急神戸線・神崎川駅というところで、梅田や三宮まで1本で行ける好アクセスです。
しかし、駅舎はかなり小ぢんまりしていて、普通列車以外は停車しないローカルな駅です。
淀川区三津屋には、神崎川駅から南に走っている”三津屋商店街”がありますが、店の半分くらいは営業していないシャッター商店街です。
また、”ヤカーリング”といって、コマ付のヤカンをストーンに見立てたカーリングが有名で、世界大会も開かれるほどです。
中高生が喜びそうなアミューズメント施設は、唯一”ダイドーボウル”というボウリング場があるぐらいで、それも常連さんばかりの超ローカル施設です。
町内には小学生前後ぐらいの子供が遊べる公園が3箇所あり、清原果耶の幼少期はよく遊んでいたかも知れません。
(出典:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270302/27074497/)
清原伽耶の天才エピソード
高競争率を勝ち抜く!
幼少期から、クラシックバレエを習ったりミュージカルに所属したり、歌ったり踊ったりすることが好きだった清原果耶。
しかし、それは単なる『好き』だけでは終わりませんでした。
中学校1年の2014年夏に、彼女のお母さんが見つけた『アミューズオーディションフェス2014』に応募し、3万2千人を超える応募者の中からグランプリに選ばれました。
(出典:https://news.mynavi.jp/article/20141014-a113/)
これを機に芸能界入りを果たすことになりましたが、この頃からすでに天才の素質が開花していました。
NHKからまさかのオファー
幼少期の習い事の経験から、大勢を目の前にしても動じなかった清原果耶。
そのため、芸能界入りしたあかつきには全国にその名をとどろかせたい気持ちがあり、それを早期に果たすため日本全国の老若男女が観ているNHKの朝ドラに出演応募しました。
しかし、彼女のデビュー出演作『あさが来た』とは別の作品のオーディションで一度落ちています。
『また次受ければいいや』と気持ちを切り替えていたら、その数ヵ月後に『あさが来た』のふゆ役でなんとNHK側からオファーが来たそうです。
夢に一歩近づいたのと、自分が必要とされていると実感した喜びから嬉し泣きしたそうです。
受けたオーディションは結果は不合格ながらプロデューサーの目にはしっかりと焼きつき、「今後大きくなる人材。この子の女優人生のスタートに立ち会いたい」と感じ、オファーに踏み切りました。
彼女の天性は、デビュー前から見抜かれていました。
映画『デイアンドナイト』では、あの大物俳優を感涙させた!
「人間の善と悪」をテーマに、人間の二面性に振り回されつつやがて自らも裏稼業に堕ちて行く姿を描くこの作品。
施設に暮らす少女・大野奈々役のオーディションには約500人が応募し、書類選考を通過した人だけでも100人を超えていました。
オーディションで見られたのはワンシーンでしたが、清原果耶は初めから大野奈々そのもので、選考に携わった本作品のプロデューサー・山田孝之が感涙してしまったといいます。
山田孝之は清原果耶の演技を見た時、「圧倒的に奈々だった」と完成報告会見で振り返りました。
その生の感想が、この映像の7:00~観ることができます。
完成報告会、兼試写会に参加した中高生の代表から、『果耶ちゃんが難しそうにしていた演技はどのへんでしたか?』という質問に対して、彼女は悩んでいたというコメントがありましたが、その後、山田は『(清原果耶は)本当にすごい』の連発だけで表現に困っているようにも見えます。
彼女自身は定かではないものの、少なくとも傍から見ている分には悩みや葛藤はなく、ごく自然体で大野奈々を演じていたといいます。
抜群の歌唱力
彼女の天才ぶりは演技力だけではありません。
幼少期から所属していたミュージカルで鍛えた歌唱力もズバ抜けたものがありました。
2016年、13歳の頃に出演した『PON!』(日本テレビ)で、アニーのミュージカルテーマ『TOMORROW』のワンフレーズを披露しました。
13歳の日本人とは思えない声のハリや、流暢な発音がスタジオやお茶の間を棒立ちにさせたことでしょう。
演技力に歌唱力、まさに芸術・芸能のために生まれてきたと言っても過言ではありません。
まとめ
清原果耶が女優デビューするまでの幼少期~学童期にどんな環境で育ったか?そして、天才と呼ばれるゆえん、エピソードについて詳しくみてきました。
生まれや育ちは大阪市淀川区三津屋の可能性が濃厚で、大阪市内でありながら都会感はなく、のどかな雰囲気すら漂う街です。
清原果耶自身もどこか垢抜けていない雰囲気を持っていますが、そういうところで育ったがゆえの理由だと思います。
そして、天才ぶりはデビュー前から垣間見えていて、小学校5年生の時、自身がキャプテンを務める地元の音楽グループで、府内優勝、近畿大会準優勝という驚くべき功績を残しました。
中学1年の夏、母が見つけてきたオーディションでグランプリに輝いたことがきっかけで芸能界入りし、早く全国のお茶の間に出たいという思いからNHK朝ドラのオーディションを受けるも不合格。
しかし、その演技力がスタッフの目に焼きつき、まさかのオファーがきて『あさが来た』でデビューを果たします。
そして、2019年公開の映画『デイアンドナイト』のオーディションでは一人とびぬけた才能を発揮し、プロデューサーを感涙させる天才ぶりを発揮しました。
そしてその才能は演技力にとどまらず、ミュージカルで鍛えた歌唱力にも表れています。
芸能のために生まれてきた人物・清原果耶の今後が、いい意味で恐ろしいです。
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