Jリーグチーム『ジェフユナイテッド千葉』は５日、千葉市内で今年の新体制発表会見を行い、そこで新ユニフォームのお披露目を行いました。
1stと2ndそれぞれ色は違いますが、どちらもクラブキャラクターの秋田犬がモチーフにされているデザインになっています。
（出典：ライブドアニュース）
この発表に対しては、管理人も疑問に思いましたが、本拠地が千葉なのになぜ秋田犬なのか？
同じように疑問に感じている人は少なくないようでした。
なんで千葉なのに"秋田"犬モチーフなの
— こーたろー (@IK1217ko25) January 6, 2020
千葉なのに秋田犬？わけわからん
— いとまん⚽️crz🌸11 (@trsouza_crz) January 6, 2020
そこで今回この記事では、千葉に本拠地を置くチームのクラブキャラクターや新ユニフォームになぜ秋田犬が使われているのか、調査してみました。
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千葉なのに秋田犬！その理由は歴史にあった
ジェフユナイテッド千葉のファンの方ならご存知だと思いますが、クラブキャラクターは兄弟になっていて、兄のジェフィと弟のユニティがいます。
このキャラクター自体知っている人は多いと思いますが、これが秋田犬だったことを知っている人はどのくらいいるでしょうか？
おそらく、半分もいればいい方ではないかと思います。
なぜ秋田犬なのか、チームの広報担当が地域新聞社の取材に対して、Ｊリーグができた当初、現在のジェフユナイテッド千葉は八戸市、仙台市、宇都宮市をはじめとする東日本を中心にクラブ傘下のサッカースクールを設けていました。
そこに秋田県はなかったのですが、秋田犬自体は、東日本全体に生息する動物だったことから秋田犬がマスコットとして選ばれたと、取材で答えていました。
つまり、東北一円⇒千葉に本拠地が南下してきたけども、マスコットキャラはそのまま定着していたということですね。
ユニフォームではオオカミか！？と思うほどの凶暴さが出ていますが、マスコットキャラのジェフィとユニティはゆるキャラにも居そうな可愛らしさがあるので、ファンから『そのままでいい！』という要望があったのかも知れませんね。
「南総里見八犬伝」が千葉と秋田犬のキューピット？
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一見関係なさげな千葉県と秋田犬。
ネット上からは、「南総里見八犬伝」がその２者をつなげたのではという憶測も飛び交っていますが、さて、どういうつながりがあるのでしょうか？
「南総里見八犬伝」とは、江戸時代の滝沢馬琴の人形劇で、千葉のとある藩、里見家を守る八犬士の数奇な運命と活躍を描いた物語になっています。
その時点で里見八犬伝と千葉とは関係があることは分りましたが、問題は秋田犬とのつながり。
結論から言うと、ここのつながりの根拠は薄く、里見八犬伝の登場人物「八房」の犬種について、土佐犬や紀州犬、そして秋田犬などの大型犬が可能性として考えられると言われていますが、ハッキリしたことは分っていません。
なので、ネット上でささやかれている「南総里見八犬伝」との関係はグレーと言えるでしょう。
（出典：https://visitakita.com/）
まとめ
ジェフユナイテッド千葉の新しいユニフォームデザインに秋田犬が起用されている理由について調べてきました。
やはりキーポイントとなるのが、ジェフィとユニティ２匹のマスコットキャラクターである可能性が濃厚で、それらがもともと秋田犬をモチーフにしていたことを知る人は少なかったことでしょう。
また、ネット上では「南総里見八犬伝」との関係の可能性を考える声も聞こえてきていますが、可能性としては２０～３０パーセント程度でしょう。
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