(出典:日刊スポーツ)
大相撲春場所4日目が3月11日に無観客で行われました。
その結びの一番が高安(前頭筆頭)と鶴竜(横綱)で、取り組み後に高安が土俵にうずくまり、うめき声が響くという事態に発展しました。
相手の鶴竜も心配そうに声をかけるもしばらく動けず、ついに係員の手を借りて土俵下へ降り、そのまま救急車で運ばれていきました。
やはり無観客だけに彼のうめき声は隠せず、観ていた人はハッキリと聞こえたと言っていました。
そこで今回この記事では、高安が結びの一番でうめき声が響き渡ったときの動画を紹介し、試合の様子からどんなケガの可能性が高いか考察したいと思います。
スポンサーリンク
高安のうめき声~鶴竜との結びの一番の動画
大相撲春場所4日目の動画はこちら。
5時間半にもわたる動画ですが、高安VS鶴竜の取り組みは5:09:30あたりから視聴でき、5:18:10あたりまでスクロールすれば決着がつくまでのシーンが観られます。
取り組み前半~中盤にかけて横綱相手に高安が優勢かと思われましたが、決まり手は”突き落とし”で鶴竜に軍配が上がりました。
その直後、土俵にうずくまって
『うわぁ~!あ”~!』
という叫び声が確かに聞こえてきます。
視聴者の中には、前半優勢だったのに金星を逃してしまった悔しさにうなだれているのかとも思った人もいたようですが、どうやら左足首を痛めたみたいですね。
何のケガ?状態は?取り組み動画から考察
5:18:10~あたりまでスクロールして頂いて、高安の左足に注目して観てみてください。
技が決まる直前、左足を軸にして持ちこたえようとしていたところ、90~180度ひねってなおかつ股が裂けたようにも見えます。
そうやって見ているとかなり痛々しいです。
高安の体重は164キロ。
その重さを片足だけで支えていた時の出来事ですから、相当な力が加わったことは簡単に想像つきますね。
おそらくですが、動画を見た限り、
- 靭帯損傷・断裂(足首、ヒザ)
- 大腿二頭筋の肉離れ
あたりが可能性大なのではないでしょうか。
土俵に倒れた瞬間、ヒザの裏を押さえてかばおうとしていた様子も見られたので、ヒザの靭帯損傷あるいは断裂が考えられるかも知れません。
ただ、そのまま病院へ直行したとのことなので、相当重症だったのでしょう。
まとめ
大相撲春場所4日目に起きたアクシデント。
高安がケガでうめき声をあげる動画を紹介し、何のケガなのか動画から考察してきました。
動画はリアルタイムでアップされていました。
それを観る限り、左足のヒザをかばっている様子がうかがえたので、その部分のケガである可能性が高いでしょう。
それにしても、相撲は重量級同士の闘いですから、ひとたびケガが起これば心配になりますね。
大したケガでないことを祈ります。
スポンサーリンク