いま、世界中が騒いでいる社会問題。
それに対して、不適切(?)とも取れる投稿をした人がいます。
大阪府・泉南市の市会議員・梶本茂躾氏。
新型ウイルス感染者に対して”殺人鬼”発言。
(出典:梶本茂躾氏FACEBOOK)
まぁ、確かに命を落としてしまった人のほとんどは高齢者です。
また梶本議員も72歳で立派な高齢者で、先日天へ旅立ったコメディアンの志村けんよりも2歳年上です。
だた、管理人も高齢者でリスクが高い人の立場なら同じ思いになるでしょうけど、さすがに公言はしませんね。
同じように思ったとしても、自分の胸の中にそっとしまっておく程度に留めます。
まして、市会議員なのでその立場も考えて。
問題の発言はFACEBOOKに投稿していますが、すでにインターネットに流れていて不特定多数の目に留まっていますから、一旦発言してしまったことに対しては消しゴムは使えません。
というわけで、この問題発言の元になった市会議員・梶本茂躾氏の経歴などwikiプロフィールを見てみましょう。
梶本茂躾氏の経歴などwikiプロフィール
基本情報
本名:梶本茂躾(かじもと しげみ)
生年月日:昭和22年11月23日
所属政党:無所属
管理人、梶本氏の名前の読み方が分からなかったのですが、”しげみ”というんですね。
”躾”
身を美しく => 『しつけ』が訓読みなのですが、今回の問題発言はしつけがなっていませんでしたね。
経歴
梶本氏の政治的な職歴は次の通りです。
- 第46代副議長
- 議会選出監査委員
- 議会基本条例制定特別委員長
- 行財政問題対策特別委員長
なんだか難しい職歴ですね(汗
上から分かりやすく説明していきましょう。
第46代副議長
市議会の議長ということで、会社でいえば管理職のような存在ですから、”お偉いさん”ですね。
議長としての権限は色々ありますが、複数人数の議員の意見をもとに議長の考えで裁決をとる権限が与えられています。
要するに、決定権みたいなものですね。
梶本氏は”副”議長でしたが、議長が何らかの理由で不在の時はその権限が丸ごと移る立場にいたわけです。
議会選出監査委員
”監査”
聞き慣れない言葉ですね。
その字面からして、警察のように何かを監視し取り締まる役割を想像しますが、ざっと言うとそんなところです。
議員たちが不正を起こしていないか、市議の予算は正しく使われているか、厳しい目でチェックする役割です。
議会基本条例制定特別委員長
これは字面からしても少し分かりにくいですね。
少し調べてみましたが、この名前の肩書はどうやら泉南市独特のもので、要は条例(市の決まりごと)を決めるにあたって様々な調査や研究を行うグループのようなもので、梶本氏はその委員長ですから取り仕切っていた立場にいたわけです。
行財政問題対策特別委員長
こちらは他の市町村でも開かれているところがちらほらあります。
これは字面からも比較的分かりやすく、”財政”という名がついていることから、市のオカネに関わることですね。
もちろん、オカネが立ち行かなくなってしまっては困るので、それをどう上手く使って市民の幸せにつなげるかを考える議会。
その会の委員長をしていたというわけです。
これだけの経歴を経たわけですから、相当なお偉いさんだったということが分かりますね。
投稿をすぐに削除しない理由は?なぜ翌日?
この見出しに書いたことは、管理人が純粋に気になったことです。
ふつう、問題発言として捉えられたことに対しては即刻削除というのが当たり前ですが、なぜか今回の場合だけ18日、つまり翌日に削除しますと言っているところが不思議に思いました。
削除しないと言ってたのに、大阪府泉南市の梶本茂躾市議「批判を受けたため投稿を削除する考え」
結局消すのに、なんで最初ムダに意地はるんだろ。 https://t.co/5GDfOw0j49
— 子供が見てますよっ (@hawkeyepiercejp) April 17, 2020
ここからは、管理人の完全な独自見解ですが、やはり今回の社会問題は日本国内だけでなく世界中に蔓延しています。
そして、命を落としてしまう方はほとんどが高齢者。
なので、梶本氏も高齢者を代表して『それぐらいの意識を持ってくれ!』と訴えていたのではないかと思いますから、なるべく多くの人の目に留めてもらい、一方で批判を受けたことも事実なので一晩おいて削除という結論に踏み切ったのではないかと思われます。
まとめ
自らのfacebookに問題発言を投稿してしまった泉南市議の梶本茂躾氏。
彼の経歴などをwiki風にまとめてみました。
調べてみると、市会議員の中でも経歴がダントツに長く議員の代表も長く務めていました。
ただ、気持ちは分かりますが、もう少し自身の立場も考えてもらいたかったですね。