開催されるかどうか分かりませんが、東京オリンピックの競歩部門において、藤井菜々子選手が女子初優勝しオリンピックへの切符を手にしました。
男子は池田、女子は藤井が五輪内定 競歩20キロhttps://t.co/aA7clSGMDd#全日本競歩能美 大会 の20kmは、男子の #池田向希 選手に続き女子は #藤井菜々子 選手が初優勝。ともに #東京五輪 代表に内定しました。(省)#陸上 #競歩 #Tokyo2020 pic.twitter.com/mr6xfMIytH
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) March 15, 2020
弱冠21歳と若く、ますますこれからが期待される選手であり、今回の優勝&五輪内定でいっそう注目が集まることかと思います。
そこで今回この記事では、そんな藤井菜々子選手のwikiプロフィールをまとめてみました。
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藤井菜々子のwikiプロフィール
概要
- 名前: 藤井 菜々子
- ニックネーム:ななこ
- 生年月日:1999年05月07日
- 出身地:福岡県
- 出身中学校:那珂川町立那珂川北中学校
- 出身高校:北九州市立高校
- 所属:エディオン
- セールスポイント:何事も緊張しない
- 好きな食べ物:フルーツ
- 好きな言葉:人間力なくして競技力向上なし
- 趣味・特技:プ―さんのグッズ集め
生まれも育ちも福岡県。
なので、ゴリゴリの九州人なのですが、彼女が小学4年生の時に家庭の事情で山口県に住んでいたこともありますが、すぐに再び福岡県に戻りました。
おそらく、このことを知る人は少ないかと思います。
そして、趣味がプーさんとは、普通の女の子らしいかわいらしさを持っていますね。
それだけでファンが増えそうな感じです。
生い立ち
彼女の両親は、
- 父親:現役市民ランナー
- 母親:短距離ランナー(学生時代)
で、ランナーの両親の元に生まれてきたことが、陸上界で目覚める運命だったのかも知れません。
実際、彼女自身も走ることが好きで、小学校2年生のときに校内マラソン大会で優勝した経験があります。
彼女は、高校1年生のあの時までは、陸上種目全般に精を出していました。
中学時代は短距離・長距離問わず様々な種目に出ていてえり好みしませんでしたが、彼女自身は長距離が好きだったようです。
なので、高校進学の時は長距離マラソンを走りたい希望を持って、陸上で有名な北九州市立高校へ入学しました。
高校入学時は15歳。
それだけ若いながらも親元を離れて寮生活が始まりました。
注力していた種目は、3,000mと5,000m。
彼女が1年生の時の2015年、北九州市立高校は駅伝8位という好成績を残しました。
(出典:朝日新聞デジタル)
このとき、彼女は残念ながら補欠で、彼女の同級生の林田美咲選手が2区を走っていました。
さすが強豪校だけあって、幼いころから走り込んでいた藤井菜々子さんでも敵わなかったのでしょう。
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競歩へ転向するきっかけになった故障
高校駅伝で悔しい思いをした藤井菜々子さんですが、1年生の冬に転機が訪れます。
左すねを疲労骨折し、心肺強化のリハビリのために競歩を行っていました。
その当時は彼女もリハビリのつもりだったんですが、当時の監督に
『(競歩の)大会に出てみろ!』
と背中を押されました。
その時、彼女の正直な気持ちとしてはあまり整理がついておらず、退院後の県予選大会にだけ出場するつもりでいました。
そしたらなんと!
福岡県大会優勝⇒北九州大会優勝⇒インターハイで記録更新
メキメキその才能を開花させていったのです!
その時の記録については後に触れることにしましょう。
競歩の記録
さて、お待ちかねの競歩の記録を紹介していきましょう。
- 福岡県大会:24分38秒27
- 北九州大会:24分10秒93
- インターハイ:23分17秒23
- 愛媛総合国体:21分33秒44
- アジアジュニア陸上競技選手権大会(10,000mW-2位):45分24秒35<自己ベスト>
- 中国実業団陸上競技選手権大会(5,000mW-優勝):22分52秒86
- 世界競歩チーム選手権(10,000mW-3位):45分29秒
- 全日本競歩輪島大会(10,000mW-優勝):45分42秒
文中、赤太字で強調した部分は2017年の国体で出た記録ですが、これは3年経った今でも”日本高校記録”として未だに破られていません。
(リンク先:日本高校記録)
※しっかり藤井菜々子さんの名前が刻みこまれていますね。
そして、高校卒業して実業団としてもその実力は衰えておらず、認識されている大会だけでも3位以下を取ったことがないまさに競歩のモンスターと言えるでしょう。
まとめ
東京オリンピックの女子競歩代表として選ばれた藤井菜々子選手。
そのwikiプロフィールをまとめました。
彼女のことについて調べていくと、競歩はあくまで高校時代に故障した時のリハビリがキッカケだったことに驚きました。
その後、メキメキ頭角を現し、彼女がたたき出した日本高校記録はいまだに破られていないという快挙を魅せています。
残念ながら(?)東京五輪は中止になる可能性も濃厚になってきましたが、開催されたあかつきにはぜひ彼女には上位に立ってメダルを獲ってもらいたいものですね。
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