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淀川花火大会2025~混雑回避する穴場的観覧場所や交通規制の情報

初回投稿日: 更新日:

令和初となる2025年度の”なにわ淀川花火大会”が開催されます。

大阪府内の花火大会では、教祖祭PL花火芸術に次ぐ規模&混雑状況で、毎年50万人以上の来場者で賑わいます

 

となると、やっぱり知りたいのは混雑を避けられる穴場がないか?ということになりますね。
また、当日の交通規制なんかも注目されることになり、花火に興味がない人も近隣住民であれば、多くの人がガヤガヤするから静かな場所に避難したい人もいるかと思います。

 

そこで今回は、管理人おすすめの穴場スポットや交通規制の情報、近隣住民の避難場所について解説していこうと思います。

淀川花火大会2025の穴場な観覧場所

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なにわ淀川花火大会の概要は次のとおりです。

 

205年度なにわ淀川花火大会概要

日時:2025年10月18日(土)、19:40~(予定)

会場:淀川河川敷(北側、南側)

その他:協賛観覧席(有料)チケット購入は8月1日、10:00より公式サイトにて開始。

 

会場は十三(北側)と梅田(南側)とに分かれていて、特に十三側は会場が広いこともあり、おびただしい数の人が押し寄せてきます。

しかし、穴場は存在します!

ここでは、会場内外に分けておすすめの観覧スポットを紹介していきます。

会場内のおすすめ場所

西中島エリア

地元民なら”淀川花火大会の穴場といえばココ!”というぐらい知られている場所です。

それだけ知られているなら、穴場にならないのでは?

と思われるかも知れませんが、実際に行ってみると人同士の間隔にゆとりがあるほどゆったり観ることができます。

じゃあ、何かデメリットがあるのでは?

となりますが、デメリットというなら、

  • 打ち上げ場所から離れているので、見える花火が小さい
  • 出店が少ない

ことです。

淀川花火大会が初めての人はしっかり観たいところだと思いますが、毎年観に行っている人ならゆったり観ることに重きを置きたい人もいるかと思うので、そういう人にはおすすめの場所です。

ただ、出店が少ないので、飲み物等は予め持っていっておいたほうが良いでしょう。

 

このエリアへは、阪急南方駅もしくは地下鉄西中島南方駅を降りて新御堂筋(国道423号)の高架下沿いを歩いて河川敷へ行くと、高架下の打ち上げ場所側の入口(スロープ)を上ってその下の駐車場で観ます。
高架の反対側は高架が障害になって見えづらくなるので、打ち上げ場所側の駐車場で観るようにします。

アスファルトなので敷物を持っていなくてもお尻が汚れにくいですが、お尻が痛くなるのが嫌な人は何か敷くものを持っていっておいたほうがいいでしょう。

塚本エリア

管理人も一度だけこのエリアで観たことがあります。

高速道路とJR線に阻まれたところですが、打ち上げ場所からはそんなに離れていないので高く上がった花火なら観ることができます。
でもやっぱり障害があるのが大きなネックなので、ここで観る人は西中島エリアよりも少なめでした。

なので、『別に打ち上げ場所に近くなくてもいいや』という人がゆったり観るのにはおすすめです。

しっかり見たいなら有料観覧席

ゆったりしながらもしっかり観たい!なら、有料観覧席しかないでしょう。

十数年前までは、川岸まで無料場所取りができていましたが、ある年から川岸一帯が協賛観覧席になり、そして今年は十三会場全域が有料化されています。

 

無料だった頃は管理人もよく観に行ってましたが、混雑は仕方ないとしても抜群の観心地でした!
今や有料化されたのである程度混雑は緩和されたと思います。

2025年度の協賛観覧席の配置は次のようになっていて、打ち上げ場所からの近さやサービスに応じてランク分けされています。


2019なにわ淀川花火大会協賛観覧席

(出典:なにわ淀川花火大会公式サイト)

 

一番高額なのはなんてったって納涼船(大人¥18,000)。
打ち上げ場所に近いどころかその場所といっていいぐらいの至近距離です。

次いで”エキサイティングシート”(大人¥9,000)
川べりに一番近い場所で弁当・お茶付ですから、さぞゆったり観覧できることでしょう。

そのほかの観覧席は、公式サイトの協賛観覧席購入をご覧ください。

会場外のおすすめ場所

会場外のオススメはここしかない!

淀川花火大会もある程度パターンが分かってきて、『もう会場まで行って観る必要もないかな…』と思い、少し離れた場所で観るようになりました。

ほどよい距離で、なおかつしっかり花火の形が分かる場所があり、それが阪急神崎川駅前でした。

 

駅の西改札口から出て神州橋の頂上付近、もしくは阪急OASIS北側に行って川と反対側に向けば花火が観られます。

神崎川西改札

(西改札)

見物場所1

(西改札を出てすぐの場所)

 

地元の人はやはりこの場所を知っていて、打ち上げ時間が迫ってくると通行人が困るぐらいに混雑してきます。しかし、会場に比べればその程度は可愛いものです。

kanzakigawa-westgate

中には、隣接する阪急OASISの屋上駐車場から観ている人もいました。

 

見物場所2

橋のおかげでこの場所はちょっとした高台になっていて、遠巻きながらも花火が観られます。

メリットはまだあります!

 

【トイレが混雑しない】

これは非常にありがたい点ではないでしょうか。

花火大会の会場に行くとトイレまでものすごい混雑しているので、観ている途中急にトイレに行きたくなってもどうすることもできません。

阪急神崎川駅前には阪急OASISがあり、トイレはその屋上駐車場から建屋に入ったところにあります。
しかも、できてから3年ほどしか経っていない店のトイレですから、花火会場のプレハブトイレよりも断然キレイです!

 

【阪急OASISが使える!】

淀川花火の季節は夏真っただ中!
打ち上げ時刻の19時過ぎでも昼間の名残が残っています。

淀川花火の会場には出店がありますが、場所取りしたところから人混みをかき分けて行かなきゃならないし、店によっては並ぶし、何より高い!

だけど、阪急OASISは庶民的なスーパーですからジュース1本買うのに出店価格を払う必要なんてないし、店内は涼しいです。
そして、ジュースもアイスクリームもお菓子も、飲食料は何でも揃っています。

 

【阪急神崎川で観る最大のメリット】

会場内は穴場とはいってもゆったりできるのは観ている時だけで、特に帰りは大混雑します。

 

打ち上げはだいたい21時前後に終わってそこから観客たちはみな一斉に帰るので、会場で観終わった直後に帰るのはチャレンジャーと言ってもいいでしょう。
管理人の経験上、まともにゆっくり帰れるようになるのは22:30を過ぎたぐらいからです。

つまり、混雑を避けて帰りたければ、打ち上げが終わって1時間半もの間その場所で待機しておかなくてはいけません。

 

しかし、阪急神崎川駅前で観るなら打ち上げ終了後すぐに帰っても電車はあまり混雑していません。同じく神崎川駅前で観ていた人同士では混み合いますが、十三に比べればかわいいものです。

神崎川駅前だと徒歩10秒なので、すぐに駅に行って電車に乗ることができます。
これが花火会場だと、運よく混雑に遭わなくても徒歩5~10分ほどかかります。
その5~10分の間がブランクタイムになってくれるので、電車があまり混まずに済むのです。

 

【デメリットもあり】

一方で、デメリットというと、座りながらの観覧ができないことです。
周りを見てみるとBBQで使うような折り畳みのイスを持ってきているのも見かけますが、あくまで公道上なので危険です。

 

もうひとつ、クルマの通行が困難にも関わらず阪急OASISの屋上駐車場に入ってくるクルマもいて、子供連れだと心配になります。

 

また、帰りはゆっくりしていると、そのタイムラグにより十三や南方からの乗客と鉢合わせになり、電車内が混雑することになります。
せっかく阪急OASISもあるから買い物して帰りたい気持ちも分かりますが、混雑がイヤなら打ち上げが終わったらサッと帰ることをおすすめします。

淀川花火大会の交通規制

公式情報

会場周辺の交通規制情報は、なにわ淀川花火大会公式HPで案内されています。

公式HP

安全上の観点から、クルマだけでなく歩行者・自転車ですら通れない場所もあるので、花火観賞やその他お出かけする際はチェックが欠かせません。

実際の渋滞・混雑具合

交通規制の情報は確認できても、規制のかかっていない道路がどれほど混むかまでは案内されていません。

リアルに渋滞がひどい場所

というわけで、実際の声をもとに混雑する範囲がどこまで及ぶのか見ていきましょう。

ざっくりですが、この地図の範囲内は確実に渋滞して身動きが取れないと考えておいたほうがいいです。

十三や南方周辺はもちろん、梅田周辺は普段でも混みがちなので、花火大会当日は十三・南方よりも広範囲にわたっての混雑が予想されます。

境界線う回路

少し意味不明なタイトルですが、クルマで近づかないほうがいい範囲を案内します。

 

〈会場北側〉
神崎川以南

〈会場東側〉
府道134号~大川以西

〈会場南側〉
中央大通以北

〈会場西側〉
国道2号、阪神高速3号以東

 

また、16~23時の間、

  • 国道2号
  • 十三バイパス(国道176号)
  • 十三大橋
  • 新御堂筋

を使って淀川を渡ることはできないと思っておいてください。
やむを得ない場合は、菅原城北大橋以東を使うのが賢明です。

 

そして、このサイトでもGoogleマップを埋め込んでいますが、Googleマップの「地図の詳細」のところに”交通状況”というものがあります。

map-outline

↑この画面だと、右上のひし餅が2枚重なったような図柄がありますが、そこをタップすると次のような画面が出てきます。

map-menu

その中の『交通状況』をタップすれば、道路が 緑⇒オレンジ⇒赤⇒茶 の4色に色分けされ、混雑しているかどうか判断できるようになっています。

数分前の情報が反映されるため完全なリアルタイムではないにしても、赤や茶色に表示されている場合は確実に混雑していると判断できます。

 

近隣住民の”避難”場所

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外は大混雑だけど家でじっとしていられないし、せっかくの土曜だからクルマを出して好きな所に行きたい。
という人も中にはいると思います。

そういう場合、スーパー銭湯や天然温泉でゆっくり過ごすことをオススメします。

 

大勢の(?)地元民がなにわ淀川花火大会に流れ込んでいて、こういう所が穴場化しているため非常に狙い目です。

行きも帰りも淀川を越えなくていいよう、お住まいの場所が淀川の北か南かで分けて案内します。
また、当日も23時まで規制されていることを考え、日帰りと宿泊の両方で紹介していきます。

淀川以北(十三・豊中側)にお住まいの人向け

彩都天然温泉すみれの湯

まずは近場の日帰り向けから。

茨木市豊川にある都市型スーパー銭湯です。
付近にも飲食店、カラオケがあり、少し走った所には『みのおキューズモール』もあって十分時間を過ごせます。

《営業時間》
平日/午前9:00~翌午前2:00(最終受付/翌午前1:00)
土日祝/午前6:00~翌午前2:00(最終受付/翌午前1:00)
年中無休 ※設備点検のため休業する場合があります。

《料金》
ご入館(温泉)
大人(中学生以上) 750円
子供(5才~小学生) 370円
幼児(3才~4才) 100円

(出典:すみれの湯公式HP)

公式HP

るり渓温泉

日帰りも宿泊も両方OKな施設です。

能勢の山奥にある温泉施設ですから周辺には何もないのでは?と思われがちですが、施設案内を見てみるとビックリ!

館内にはカラオケ設備、施設の外にもバーベキュー場やトロッコ列車、天体観測施設や自然と触れあえるスポットが用意されていて、子供連れでも退屈しません。

料金体系は少し複雑なので、公式HPからご確認ください。

公式HP

天然温泉石道

川西の少し辺鄙なところにある温泉で、ほとんど地元民にしか知られていなさそうな雰囲気です。
管理人も昔何度か行ったことがありますが、休日でも混むことはなく、ゆったり入ることができます。

日帰り、宿泊ともにOKです。

・大人 1,000円
・小学生  500円
※タオルは持参下さい。
(タオルレンタル有り)
日帰りプラン レンタル品
フェイスタオル 100円(税込)
バスタオル 300円(税込)

日帰り入浴
営業時間 10:00~22:00
最終受付20:00迄

*毎週火曜日は休館日でございます。

(出典:石道公式HP)

宿泊の料金は公式HPをご確認ください。

公式HP

淀川以南(梅田・なんば側)にお住まいの人向け

スパスミノエ

市内のスーパー銭湯で、ボートレース場にほど近い場所にあります。

市内ですから、周辺にはレジャー施設や飲食店もたくさんあります。

入浴料
大人(中学生以上):750円

(出典:スパスミノエ公式HP)

公式HP

奥水間温泉

スパスミノエとはうって変わって山奥にある温泉施設です。
周辺はコンビニもないような所ですが、館内には卓球、カラオケ、プール、渓流釣り、ドッグラン、麻雀があり、退屈しないような工夫がされています。

宿泊の場合はプールが無料になるのがオイシイところです。

入浴のみ
●大人:1,000円(税込価格1,080円)
●こども(0~12才):600円(税込価格648円)
※ご利用は平日のみ(休日・休前日・繁忙期は不可)

入浴時間
●御宿泊の場合:午前6時~深夜0時まで
●御休憩の場合:午前11時~午後9時まで
●入浴のみの場合:午前11時~午後8時まで

(出典:奥水間温泉公式HP)

公式HP

延羽の湯

最後に大阪では割と有名な『延羽の湯』。

鶴橋と羽曳野にあり、どちらも淀川花火大会の交通規制を逃れて行ける場所です。
特に鶴橋は有名焼き肉店がズラリと並んでいるので、お腹を満たすのにはもってこいです。

入浴料 大人(中学生以上):850円

営業時間 朝10時より深夜1時まで
※最終受付は深夜0時まで(『薬石汗蒸房』は深夜11時まで)

定休日 年中無休(施設点検日は除く)

(出典:延羽の湯公式HP)

公式HP

まとめ

以上、花火を見る時の穴場や交通規制の情報、花火大会否定派の近隣住民が避難できる場所を紹介してきました。

当日の穴場スポットについては、

<初めての人>

  • 有料観覧席がおすすめ!

<ある程度見慣れた人>

  • 遠くても障害物なく観られる西中島エリア
  • 高速道路が障害になっているが打ち上げ場所から近い塚本エリア

<会場まで観に行く元気がない人>

  • 神崎川駅西側阪急OASIS前

です。

そして、交通規制は公式案内を確認するだけでは不十分です。
リアルな混雑を示している訳ではないので、Googleマップの混雑情報も併せて確認しておくのが確実です。

また、混雑から逃れる究極は何といってもイベントの開催場所から遠く離れることなので、このページを参考に、ゆっくり過ごす計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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